コ―ゼンのフォームの凄さが分かる、Reference Pointでの有名なレースです。両レースとも逃げ切り。
軸(脚の位置)が全くブレないまま、馬のリズムに寸分の狂い無く合わせて上下に動くコーゼン。
馬が馬体を開く(伸ばす)ときはコ―ゼンは上に伸び、立ち上がってガッツポーズをする時の位置くらいまで上体を起こします。
逆に、馬が馬体を縮めるときは下に下がり、最初から身体を縮めて追っている2番手の騎手より小さく体を縮めています。
これでリズムも軸も一切ブレないのは驚異としか言いようがありません。
以下は英ダービー。
以下はキングジョージ。
一人だけ、透明な椅子に座りながら追っているようなフォームです。
膝からつま先が馬体に対して垂直のまま、一切ブレずに追えるのがコーゼンです。
まるでコーゼンの足が馬体に突き刺さっているかのよう。
アスコットの直線600mを追いっぱなしで、最後までこのフォームが崩れません。
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