スティーブ・コーゼンの軌跡

英米でリーディングに輝き、5か国のダービーを制覇した天才騎手スティーブ・コーゼン (Steve Cauthen) に関する情報を記載します。

スティーブ・コ―ゼンと福永洋一

①道中の姿勢 1976 天皇賞・春(先頭) 1990 Dalham Chester Vase(2番手) 1978 宝塚記念① 1978 宝塚記念② 1987 Epsom Derby(先頭)① 1987 Epsom Derby(先頭)② 1976 京都記念・秋① 1976 京都記念・秋② 1985 Lingfield Derby Trial Stakes① 1985 Lingfield…

コーゼンの名騎乗ー1987 Epsom Derby, 1987 King George VI and Queen Elizabeth Diamond Stakesー

コ―ゼンのフォームの凄さが分かる、Reference Pointでの有名なレースです。両レースとも逃げ切り。 軸(脚の位置)が全くブレないまま、馬のリズムに寸分の狂い無く合わせて上下に動くコーゼン。 馬が馬体を開く(伸ばす)ときはコ―ゼンは上に伸び、立ち上が…

コーゼンの名騎乗 ー1992 General Accident 1000 Guineas Stakesー

1992年、コ―ゼンの現役最後の年の英1000ギニーです。 結果は2着だったのですが、凄い騎乗をしています。 Marling(白いシャドーロールの馬)に騎乗しています。 残り500m追い通しで、一度もブレーキをかけずに、 馬場の中央 → ラチ近く → 馬場の中央 と、左…

1977年 デビュー2年目(17歳)のコーゼン(おまけ映像あり)

デビュー2年目、17歳のコーゼンの特集映像です。 この年、コ―ゼンは2000レース以上に騎乗して487勝という驚異的な記録を残して全米リーディングに輝きました。 しかも、怪我で1ヶ月ほど休んでの記録で、怪我がなければ500勝以上はできたとのこと(2022年に行…

コーゼンの名騎乗 ー1983 Royal Lodge Stakesー

英国のレジェンド騎手、レスター・ピゴットと、23歳のコ―ゼンの叩き合い。 コーゼンは本当に軸がブレませんね。 www.youtube.com

コーゼンの名騎乗 ー1990 St James's Palace Stakesー(おまけ映像付き)

コーゼン得意の逃げで楽勝。 ちなみにこのレースの2着馬の騎手は、当時19歳のランフランコ・デットーリ騎手です。 www.youtube.com おまけ: 以下のレースは、デットーリとコーゼンの鼻差の叩き合いが行われたレースです。 結果は、1着デットーリ、2着コーゼ…

大井競馬場で騎乗したコーゼン(1979年)

大井競馬場で騎乗したときの映像が残っています。 1979年です。 コーゼンは「背中にコップを乗せても水がこぼれないくらい背中が真っ直ぐで、軸がぶれない」と、当時一緒に騎乗した騎手が語ったそうですが、当時の映像がこうして残されているのは大変貴重で…

コーゼンの名騎乗 ー1990 William Hill Cambridgeshire Handicapー

私はこのレースこそ、スティーブ・コーゼンのベスト騎乗だと思います。 コーゼンの名騎乗、特に馬群捌きの凄さで有名なのは、先の記事でも取り上げた1983年のDubai Champion Stakesだと思いますが、この記事で取り上げるレースの馬群捌きはその上をいくと思…

コーゼンの名騎乗 ー1983 Dubai Champion Stakesー

2022年にレーシング・ポストが行ったインタビューでも取り上げられていたレース。 最内シンガリにいるのが、弱冠23歳のコーゼン騎乗が騎乗するCormorant Wood。 とんでもない所を捌いてきます。 www.youtube.com 最初にこのレースを見た時は最後追い出しを開…